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■  事件簿詳細
家庭を崩壊に導いた小悪魔の悪戯
〜母子家庭に甘い夢を見させた妻子持ちの男
彼が守ってきた幸せを壊したのは誰だ!?〜

母親と二人きりの生活しか知らない女のコ。他の家には父親がいることを知ったときの衝撃は大きかった。だから、父親が出来たときは非常に嬉しかった。
それだけに父親に別の家族がいる事実を知って彼女は狂った。



 誰だって一度掴んだ幸せは逃したくない。


この感情は大人も子供も関係なくもっている。
経験を積んできた大人はこの幸せがある日、突然壊れることを想像したりする。


 だが子供は純粋なだけに、一回知ってしまった幸せは永遠に続くと思い込んでしまうこともある。

 だから掴んだ幸せを逃さないために必死の守りに入る。 駄々をこねたり、甘えてみたり、年相応の抵抗を試みる。


そして、ときに大人の想像を上回る大胆かつ決定打を放つことを行動に移すことがある。


子供だからといって侮ってはいけない。


パソコンや携帯は子供の方が数倍使い方を熟知しているのだから…。



 W山県I田市は焼き物で有名な場所だ。古江桃子(仮名・31歳)と華子(仮名・11歳)は母子家庭だ。父親は華子が生まれてずぐ、まだ遊び足りなかったためかほかに女を作って町を出て行った。


 桃子は日中はお弁当屋さんで働き、夜は飲み屋でバイトをして収入を得ていた。 ときどき、お客さんと肉体関係をもつこともあった。 だが、飲み屋のことも含めもろもろ娘の華子には内緒にしていた。

実家が遠いのと、託児所に入れる余裕がないため華子は母親の帰りを家で待っていた。

何かあったときのため、華子はほかの子供たちよりも先に携帯を買い与えられていた。順応性が高い年齢でもあるし、賢い子供でもあったので携帯の機能は熟知していた。これが後で悲劇を呼ぶことになる。


 気づいていたのかもしれないが、華子は母親の夜の商売については何も言わなかった。だからというわけではなく、単純に収入を増やしたいという思いから桃子は飲み屋のバイトからデリヘルに鞍替えをしていた。
だが、外見も生活もすさむことはなく、華子と二人の生活を大事に生きていた。


 華奢で笑顔の絶えない桃子は、飲み屋でもデリヘルでも愛人の話や結婚の申し込みをよくされた。だが、華子の父親に逃げられた経験から男性不信になっていた。
男は自分に金をもたらすモノとしか考えられなくなっていたのだ。


 そんな桃子に男ができた。ずっと続けているお弁当屋にちょくちょく来るようになった串本大洋(仮名・37歳)だ。K西電力の技術者で、大阪から転勤してきたのだ。

柔和な笑顔とウィットに富んだ会話…といっても注文を受け、お弁当やお釣りを渡すまでの間ではあるが…は桃子の男性嫌いになっていた心をほぐしてくれた。

 大洋も桃子との会話を楽しみにお弁当を買いに来ているんだ…などと、まんざらでもないことを言ったりした。そして、ある日お金と一緒に小さなメモ用紙を手渡してきた。
大洋が帰った後、中を確認すると携帯番号とメールアドレスが書いてあった。


 休憩時間中にメールを打ち、その日のうちに二人は結ばれた。普段デリヘルでよく利用するホテルだったが、桃子の目には別の場所のように見えた。
ジム通いが趣味だという大洋の身体は引き締まっていた。華子を生んだときの帝王切開の跡を気にして客の前では傷が目立たないような体位でヌイた。


 だが大洋の前では全部をさらけ出せた。
騎乗位で下からち○ぽを突き上られると、桃子の身体は大きくバウンドした。
初めてセックスの快感を知った十代の二人のようにハメ狂った。


大洋と桃子はその日ホテルから互いの職場へ向かった。

【家庭を崩壊に導いた小悪魔の悪戯〜その2に続く】

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